暗くてなんぼ

引きこもりや鬱病を経験しても、人生なんとかなるという思いを込めて書きたいと思います。

毎日ほんの少しでも

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漫然と動画を見たり、ネットサーフィンやゲームをしているうちに1日が終わってしまった..、ということはないだろうか。

「今日こそは」と思いながら、何もできずに自己嫌悪に陥ったまま寝してしまうこと…、私にも沢山あったし、今でもたまにある。

 

もちろん鬱病のために何もできない、ネガティブなことしか考えられない、ということもあるだろう。その場合はただ休養をとり、回復の兆しを待つしかない。生きてるだけでやっとの時は、それしかできないから。

 

でも、もし貴方がもう少し元気な状態なら…、無為に過ごしてしまうことに焦りを感じる状態なら、毎日ほんの少しずつでもいい、「何かをしてみよう」。小さな事でいい。空を見て季節を感じたり、冷蔵庫の中の古い物を捨てるとか。頭の中で考えてじっとしているだけではなく、とにかく体(指先だけでもいい)を動かしてみる。掲示板で興味があることに、レスをつけるたり(誹謗中傷はNG)、ノートに気に入った言葉を書くのでもいい。「何かをする」ということが、達成感というか自分への自信につながっていくと思うのだ。

 

かくいう私も、昔から考え過ぎる傾向がある。ああでもない、こうでもないと考えているだけで時間が経ち、結局動けないまま時間が経つ-ということを繰り返してきた。自分のネガティブな考えの中に埋もれて、身動きが取れなくなってしまうような感覚に陥ることが度々あった(今でもたまにある)。

 

そんな時に「えいや!」と散歩やジョギングに出られれば素晴らしいが、そこまでしなくてもできることがある。

 

まず、ノートを一冊用意しよう。そこに毎日一つ(またはそれ以上)「その日にあった”良かったこと”」を書いてみるのだ。天気が良くて気持ちよかった、机の中を片付けた、コンビニに行って好きなスイーツを買った、可愛い動物の動画を見た、無料コミックですごい新人を見つけた等々、何でもいい。自分の心がぽっと暖かくなるようなことって、探せば一つ位はあるだろう。自分が積極的に何かしてみて起きたこと、見つけたことならなお良い。

 

また、このノートに「感謝したこと」を書くのもいい。「母が自分の好物を夕食に出してくれた、ありがたい」とか「コンビニのレジの人が、素敵な笑顔で接してくれた。感謝」とか。

 

小さなことに楽しさ、美しさ、気持ちの良さ、感謝の念を見つけよう。それを毎日重ねていくことで、段々自分の力を確認できるようになると思う。再度言うが、行動することでしか、自信は回復しない。

 

ちなみに、私が今日にあった良い事は、「犬を散歩させていて、オレンジを一個拾った。食べたら甘くて美味しかった」だ。